2014年度 JNS-SfN Exchange Travel Awardの募集と選考結果について

2014年度 JNS-SfN Exchange Travel Awardの募集と選考結果について

2012年より北米神経科学学会と日本神経科学学会の間で開始されました相互の大会への参加者に対するJNS-SfN Exchange Travel Awardのうち、日本側から北米神経科学学会へ派遣する事業につきまして、本年4月4日より5月16日までの期間で募集を行いました。その結果、40名もの優れた申請者からの応募をいただきました。
いずれも素晴らしい申請内容で、選考は大変な激戦となりしたが、日本神経科学学会の7名の委員から構成されます国際連携委員会委員(委員名は下記参照)で厳正に審査致しました結果、以下の5名の方を本年のTravel Award受賞者に選考致しました。

青木 悠太 先生 (東京大学大学院医学系研究科)
堀川 友慈 先生 ((株) 国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所)
森田 真規子 先生 (京都大学大学院医学研究科メディカルイノベーションセンター)
小澤 貴明 先生 (独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター)
沼澤 佑子 先生 (慶応義塾大学医学部小児科学教室)

選考された方々には、北米神経科学学会の初日に開催されますInternational Fellows Orientation Session 及び International Fellows Poster Sessionというイベントに日本神経科学会を代表して参加していただくことになります。

今回の選考は以下のような基準によって行いました。

  1. 優れた内容の演題(抄録)とmotivation letterであること。しかし、日本神経科学学会と代表して、国際交流イベントに参加していただくことから、抄録やmotivation letterだけでなく、申請者自身のこれまでの実績も含めて評価の対象としました。
  2. 基本的には、利益相反を考慮した上での投票による評点によって得点上位者を選定いたしましたが、投票過程においては、研究分野、所属研究機関、性別の多様性に配慮することとしました。また、最終的に同点であった場合には、上記の多様性を考慮した決定も行いました。
  3. 当初は「震災によって渡航困難となった研究者への旅費の補助」という趣旨から始まった本事業ですが、非常に多数の応募をいただいた中から選考するという現状、そしてこれはあくまで学会として出す「賞」であるということから、神経科学研究として優れた申請・申請者の採択を選考することにしました。

最後に講評ですが、北米神経科学学会に参加することについてのMotivation letterについて、以下の事項は今回の選考の基準とはいたしませんでしたが、やはり、数行で端的にご自身の研究内容を分野外の人にもわかりやすく書いていただくことは必要ではないかと思います。来年度以降も本制度は是非とも継続したいと考えておりますので、応募を考えられる方には、ご参考にしていただければと思います。
また、本事業の運用などについてご意見がありましたら、学会事務局(office@jnss.org)までお寄せください。

以上

2014年6月20日

日本神経科学学会国際連携委員会
委員長  伊佐 正
委員   入来 篤史
     尾藤 晴彦
     大隅 典子
     上口 裕之
     岡村 康司
     野田 百美