当研究所では大学法人化を契機に,全体の研究ミッションを「近未来環境がもたらす健康障害のメカニズム解明と予防法開発」と定めました。平成18年度には、このミッションを実現するため研究組織を従来の三研究部門から二つの基幹研究部門(ストレス受容・応答部門,生体適応・防御部門)に再編するとともに,新たに近未来環境シミュレーションセンターを立ち上げました。センターは二つのセクション(模擬環境研究と環境ストレスモデル動物開発)で構成されます。模擬環境研究では,特殊環境シミュレータ(低圧低温環境シミュレーター等)を利用して近未来環境を想定した応用研究を行っています。今後は動物行動解析室(新設)を活用して,さまざまな脳・神経系機能異常のメカニズムを探索する研究も推進して行く予定です。環境ストレスモデル動物開発では,センターが管理運営する実験動物飼育施設を活用した学内外の共同研究を支援するとともに,模擬環境研究に有用な実験モデル動物開発と系統維持を行っています。また,東山キャンパス内の動物実験教育訓練(講習会)も担当しています。
なお、センターの教員構成は、教授1名(兼務)、准教授1名(専任)、助教2名(専任)です。
(名古屋大学環境医学研究所HP:
www.riem.nagoya-u.ac.jp)