2007年度ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)
長期フェローシップ及び学際的フェローシップ募集について
ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)は、1987年のヴェネチア・サミットにおいて日本政府より提唱した国際プロジェクトで、学際性、国際性、若手重視の基本理念の下、生体の持つ優れた機能解明に寄与する基礎研究を助成しています。本プログラムは、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、カナダ、韓国、オーストラリア、EUの全11カ国・地域の運営支援国により運営されています。日本国内では、文部科学省、経済産業省が本プログラムに対して財政的支援を行っています。
国際HFSP推進機構(HFSPO)では、以下の@〜Cの事業を行っております。
@国際共同研究チームへの研究費の助成制度である「研究グラント事業」
A国外で研究を行うための旅費及び滞在費の助成制度である「フェローシップ事業」
Bフェローシップ終了後の帰国後の支援制度である「キャリア・デベロップメント・アウォード事業」
CHFSP受賞者の国際的な研究集会である「受賞者会合」
このたび、Aの「フェローシップ事業」におきまして、2007年度HFSP長期フェローシップ及び学際的フェローシップの募集を開始することになりましたのでお知らせいたします。詳細につきましては以下をご覧下さい。
◆長期フェローシップ
博士号取得後3年以内の生命科学分野の研究者が国外で研究を行うための助成制度です。助成期間は3年間で、年間574万円の生活費、年間98万2千円の研究費と旅費、及び15万9千円の語学研修費(初年度のみ)等が支給されます(家族手当・育児休暇に伴う手当あり)。長期フェローシップでは新しい分野に研究の方向を転換することが重視されています。2006年度は83名採択(応募者629名)(うち日本人14名採択(応募者98名))されました。
◆学際的フェローシップ
生命科学分野以外(物理学、化学、数学、工学、コンピューター科学等)の研究者が、国外で生命科学分野の研究を行うことを支援する助成制度です。専門分野の大きな方向転換を図り、新しい研究分野に進出することが期待されています。応募条件は長期フェローシップと同じです。2006年度は10名採択(応募者55名)(うち日本人採択なし(応募者1名))されました。
◆短期フェローシップ
学際的な研究など新たな研究分野について研究する機会を支援する短期間のフェローシップで、2週間〜3ヵ月の旅費及び滞在費を助成しています。申請は随時受け付けています。
■長期及び学際的フェローシップ受賞研究例
- 小脳神経回路の機能
- 長期記憶形成の分子機構
- ネズミにおける味覚地図の視覚化
- ミトコンドリア・リボソームの結晶構造解析
- シグナリング経路進化のメカニズム解読
- アクチンフィラメント核形成の構造的基礎
- RNAポリメラーゼU開始複合体の構造決定
- ショウジョウバエRNAi複合体形成過程の生化学的解析
- 活性クロマチンにおけるヒストン修飾パターンの影響調査
- タンパク質間相互作用における特異性のコンピューターデザイン
- ジスルフィド結合の存在下及び非存在下におけるタンパク質ダイナミクスの直接観察 等
■応募方法(申請は英語でオンラインのみ)
国際HFSP推進機構(HFSPO)ホームページ及び日本語版ホームページに掲載されているガイドライン(募集要項)に従い、HFSPOホームページからプレ登録を行います。その際に得られたパスワードを使ってオンライン申請書を入手し、直接オンライン申請します。応募に関してのお問い合わせは、直接、HFSPOまでお願いいたします。
■締め切り ※ウェブサイトでの申請は7月初旬より開始予定
プレ登録(パスワード取得)締め切り:2006年8月24日
申請締め切り:2006年8月31日
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