[学会について] 一般向けシンポジウム動画

日本神経科学学会 50周年記念イベント「Past & Next 50 years of Neuroscience」
一般公開シンポジウム「NeuroArt 50: 脳が生む創造性 ― バイオ・AI・美学の交差点」
アーカイブ動画 一般公開開始のお知らせ

JNS創立50周年記念行事WG
日本神経科学学会は1974年の創立から50年を迎えました。
2025年度の日本神経科学大会(新潟)および日本科学未来館(東京)にて行ったシンポジウムとアート展には、非常に多くのご来場と温かいご評価をいただき、これまでの50年の神経科学の進歩と世間の皆様からの関心を実感し、これからへの期待と明るい未来に向けての見通しを持つことができました。
日本科学未来館においては、京都大学の神谷之康先生がモデレーターをおつとめ下さり、「NeuroArt 50:脳が生む創造性—バイオ・AI・美学の交差点」と題して、新進気鋭の登壇者たちとの対話を実現してくださいました。
登壇した方々は、サイエンティスト・アーティスト・キュレーターと、それぞれのプロフェッショナルな立場から、アートの「今」と、生物としての人間を深く見つめた興味深いお話をご提供いただきました。会場のキャパシティーの都合上、現地には250名までしか入っていただけませんでしたが、素晴らしい熱量のご講演は、もっと多くの方々にご視聴いただく価値があると考え、ここに公開をいたします。
YouTube 日本神経科学学会 公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCXz3WEsvjb7uRP3amPRZoUA/videos
 
動画内容は、以下の通りです。

【脳科学とアート】NeuroArt 50: 脳が生む創造性-バイオ・AI・美学の交差点イントロダクション(神谷 之康)
  • イントロダクション:神谷之康先生(京大・ATR)は、「脳内の視覚体験を覗く」かのような驚異的なアイデアを皮切りに先進的なご研究により学界に名を知られた方ですが、これらの試みは高名な現代アーティストたちのハートをも鷲掴みにして、これまでに数々のコラボレーションを手掛けておられます。

【脳科学とアート】NeuroArt 50: 脳が生む創造性-バイオ・AI・美学の交差点「神経美学から読み解く〈美〉の体験」(石津 智大)
  • 神経美学から読み解く〈美〉の体験:石津智大先生(関大)は、「美しい」と感じることと神経活動との関連性をアカデミックに追及して来られました。そのアートに対する視線は広く、深く、あたたかなものを感じます。

【脳科学とアート】NeuroArt 50: 脳が生む創造性-バイオ・AI・美学の交差点「生/命」の裂け目:芸術と科学から考える「狂気の倫理」(高橋 洋介)
  • 「生/命」の裂け目:芸術と科学から考える「狂気の倫理」:高橋洋介先生(キュレーター)は、最近では大阪万博における「SF狂言」に関わられるなど、海外でも多くの展覧会をこなす注目のキュレーターのお一人です。現代美術への鋭くシニカルな視線と、飽くなき追求の姿勢に先進性を感じます。

【脳科学とアート】NeuroArt 50: 脳が生む創造性-バイオ・AI・美学の交差点「Alien IntelligenceからBotanical Intelligenceへ-人間外の知性との共創」(岸 裕真)
  • Alien IntelligenceからBotanical Intelligenceへ―人間外の知性との共創:岸裕真先生(メディアアーティスト)は、エンジニアリングとしての才能とアーティストとしての才能を併せ持つ、注目の若手作家です。今、AIと私たちとの付き合い方が問題になりつつありますが、AIとアートを「共創」するということはどういうことなのか、地に足のついたスタンスに感銘を受けます。

【脳科学とアート】NeuroArt 50: 脳が生む創造性-バイオ・AI・美学の交差点 パネルディスカッション
  • パネルディスカッション:全ての登壇者の方々が、フロアからの質問や、互いへの質疑応答にて熱い議論をしてくださいました。それぞれの立場の違いと、それでも共通して見いだされる「美しいもの」への情熱を、ぜひご覧ください。

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