2025年度 第25回日本神経科学学会奨励賞 受賞者決定!
2025年度の第25回日本神経科学学会奨励賞受賞者が決定いたしました。今年の第48回日本神経科学大会の会期中、授賞式が行われます。
いずれの受賞者も、本学会及び神経科学分野で活躍することが期待される若手研究者です。是非、授賞式には多数の皆様のご出席をお願いいたします。
また、会期中には、受賞テーマに関するポスター発表を行う【奨励賞受賞者ポスター発表】のコーナーを特設します。詳細は決定次第、大会ホームページ等でお知らせします。
なお、本賞は、個々の論文を対象とするものではなく、申請者の研究実績、研究構想と発展性、本学会での活動歴(学会発表を含む)を評価して選考します。論文数の出やすい分野に偏ることなく、幅広い分野の若手研究者を奨励しています。次年度も多数の若手研究者(学位取得後原則10年以内)からのご応募をお待ちしています。本学会では女性研究者の応募を特に推奨しています。
2025年度 日本神経科学学会奨励賞 受賞者紹介
石山 晋平
Central Institute of Mental Health(ドイツ)
受賞テーマ:
くすぐったさの神経生物学
上村 紀仁
大阪公立大学大学院 医学研究科
健康長寿医科学講座 神経疾患制御学
受賞テーマ:
プリオン仮説とStrain仮説に基づいたレヴィ小体病の病態解明と治療法開発
服部 祐季
名古屋大学大学院医学系研究科・細胞生物学分野
受賞テーマ:
発達期脳におけるミクログリアの細胞動態と機能的意義
松田 隆志
岐阜大学 高等研究院 One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター
受賞テーマ:
水分欲求および塩分欲求を司る脳神経機構の解明
松本 直之
国立遺伝学研究所 神経回路構築研究室
受賞テーマ:
生体内パターン発火による軸索リモデリングはヘブの学習則に従う