1. 募集職種・人数:
研究員もしくは特別研究員 若干名
(研究員)
チーム等の研究課題を実施する。
(特別研究員)
上位職者の育成指導を受けて、チーム等の研究業務を実施する。
原則、博士号取得後5年以内の方を特別研究員、5年を越える方を研究員として採用します。
本研究室は2021年7月に発足する新しい研究チームです。生後間もないこどもの脳は、やがて多彩な機能を持つ成熟した神経回路へと変化します。「脳発達病態研究チーム」では、脳の成熟機構を明らかにし、自閉スペクトラム症を代表とする発達障害の病態解明を目指します。代表の石田は小児科での研修経験があり、これまでにシナプスの形成機構や、小児神経疾患(レット症候群)に関する研究に携わってきました(
https://researchmap.jp/ayaitoishida/)。今までの経験を土台として、新チームでは主にマウスを用い、分子細胞生物学、神経生理学、行動学など多角的アプローチにより脳の発達原理を追究します。
以下のいずれかの観点から、プロジェクトを遂行していただきます。
- 脳の発達過程の解明:シナプス分子を介した神経回路の成熟機構
- 発達障害モデルマウスにおける回路異常の解明
- 新規モデルマウスの構築
応募者の経験や興味を踏まえ、具体的な研究計画を立案します。